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かのヘンリー・ロングフェローはこう言った。われわれのこの世で、初恋の意識よりも神聖なものはない
。
初恋は誰にとっても素晴しい経験であり、もちろん僕も例外ではなかった。あのように激しく人を愛することは生涯ないであろう。
なぜ世の男性はこのように初恋に惑わされるのだろうか。男性にとって、初恋ほど特別な思い出はなく、初恋ほど目の狂う出来事もない。初恋の思い出は相当に美化され、何年か経った後に初恋の女性と対面すると、どうにも目を擦ってしまうことになる。まったく初恋というのは厄介である。
女性と違い男性は初恋の思い出を後にまで残したいと願っているように思える。自分の子供が女の子なら、初恋の人と同じ名前をその子に与えたいと思う男性もいるだろう。もちろん、僕もその一人である。(ただ、奥さんに対してかなり失礼な行いだと思うので、事実は墓まで持っていくように。バレなければ、ないのと同じである。)
僕はこれからも初恋の思い出を大事に生きてゆくだろう。それはどんな女性と出逢っても変わらない、男の秘密である。
製作者:ラル